年頭所感2022

明けましておめでとうございます。健やかな新春をお迎えのことと、お慶び申しあげます。

昨秋の第49回衆院選において10回目の当選を果たすことができました。これもふるさと東播磨の皆様の支えがあったればこそと、改めて御礼申し上げます。

 9月に発足した岸田政権は、アフターコロナの我が国経済の成長戦略のど真ん中に、科学技術・イノベーションの推進を据えました。科学技術に大胆に投資し、大いに振興することによって、日本の成長力、国際競争力を高めようとするものです。

 私のライフワークも科学技術政策の充実です。昨年は10兆円規模の大学ファンドを創設し、研究開発や人材育成に対する支援を飛躍的に向上させる取組を立ち上げました。岸田政権の戦略を加速するためにも、さらに各種政策の立案と実行に力を注ぎ、「人材教育とイノベーションの力で日本の未来を創る」という私の夢の実現をめざします。

 我が国の現行憲法は制定から70年余り、一度も改正されていません。国際情勢や社会規範の変化に応じて、新たな法を定め、古くなった制度を改めていくのが立法府の責務です。国家の基本法といえども法律の一つ、必要に応じて時代に適合した姿に改めていくべきものでしょう。憲法改正は、我が党の党是です。改正国民投票法も成立し、手続きは整いました。安全保障や緊急事態への対処方策、新たな権利や義務の導入等々、いよいよ本格的な議論を始動する時。各党との議論も進め国民の広い理解を喚起していきます。

 今年こそは、新型コロナウィルスとの闘いに終止符を打ち、数十年後の未来を見据えた「日本の在り方」を定める節目の年になると考えています。再び”ジャパン・アズ・ナンバーワン”と呼ばれる日をめざすべく、日々努力を重ねてまいります。

 年頭にあたり皆様のより一層のご健勝とより一層のご活躍を祈念致しますとともに、本年も引き続いてのご支援、ご指導の程よろしくお願いいたします。