本当の国家像を求めて

 2010年の幕開けから2週間が過ぎ、3連休をピークに新年会も一段落しました。

 新年になっても、挨拶で度々耳にする言葉は、昨年の流行語大賞にもなった政権交代の四文字です。しかし、鳩山政権発足から4ヶ月にして、内閣支持率は50%前後と、発足時からは20ポイントも下落。新政権の政策運営が、国民の期待に応えられていない証でしょう。

 それにもかかわらず政党支持率の差は縮まらず、自由民主党の支持には大きな回復が見られません。我が党が政府案に代わる政策の選択肢を提示できていないからではないでしょうか。

 自由民主党は一日も早く、分かりやすい国家像、目指すべきビジョンを国民に示し、国会論戦を通じて政府の政策との優劣を競わなくてはなりません。

 今日から始まった通常国会での同士の活躍に期待しながら、私は日々現場の声に耳を傾け、日本再生のシナリオづくりに役立てていきたいと思います。