あけましておめでとうございます

デフレと円高の厳しい経済状況のなか、新年が幕を開けました。今年こそ不況に打ち勝つ年としなくてはなりません。
 さて、鳩山内閣の発足から3カ月半。ハネムーン期間の経過とともに、支持率も徐々に低下してきたように見受けられます。
 今月後半には、いよいよ補正予算と22年度当初予算を審議する通常国会が始まります。野党自民党にとって国会論戦は存在感を示す絶好の機会。この場に参加できないのは無念ですが、その分も我が党の再起をかけた政権構想の構築に心を砕く所存です。
 総選挙の敗北の反省のうえに、我が党は立党の原点に戻り、自由と民主の下に正しい保守の旗を立て再生に向けスタートを切りました。
 一人の判断より多数の判断を、一時期の熱情より時代を超えて積みあげられてきた良き伝統・規範・秩序を大切にする。それが私たちのめざす保守主義です。時代に適さぬものは改め、秩序の中に進歩を求めていきます。
 一人ひとりの豊かな生活の実現のためには、何よりも国富を拡大する成長戦略が重要です。中央政府の役割は、持続可能な財政規律のもと国民の安全で安心な生活基盤を構築すること、そして、政府の過剰な介入を避け、民間セクターが個性と多様性を発揮できる自由で活力ある社会を構築することでしょう。
 今年は寅年。阪神タイガースの大活躍とともに、再生自民党が政権奪還に向けて大いに咆哮したいと思います。
 今年も変わらぬご指導ご鞭撻をお願いします。