今国会も終盤をむかえ、衆議院では政府提出法案の処理はほぼ終了した。先週の本会議も超党派による議員立法6本の採択と同意人事案件などで、木曜日だけの開催となった。
そのような状況下であるが、丸山穂高議員が、国後島ビザなし訪問参加中に発言した内容や不品行に対しする“糾弾決議案”の審議も同日行なわれた。
審議と言っても与野党調整済みなので淡々と採決するだけなのだが、この採決の際に我が党の小泉進次郎議員が欠席した。
私は採決終了後に自席に着席する小泉氏の姿を偶然目にして、「アレッ」と思ったのだが、その時は正直あまり気にも留めなかった。夜のニュースを観て、小泉氏が自身の考えに基づき棄権したことを知った。
彼の主張は、「議員の出処進退は一人ひとりが判断すべきことであり、本人が辞めないと言っている以上、決議に実効性もなく、茶番にすぎない。辞めなかった時にどうするかを判断するのは選挙であり、決議案を可決しても問題の決着とはならない」というもの。
これに対して一部議員からは「造反」との声もあがっているのだが、・・・。私は、今回のような案件は党議拘束になじむものではなく、「造反」は言いすぎだと思う。むしろ小泉氏の言動にはシンパシーさえ覚える。
話は変わるが、今シーズンの我が阪神タイガース、当初の予想を大きく裏切り?今のところ絶好調である!
シーズン初めこそ躓いたが、5月は15勝9敗1分と大きく勝ち越した。6月からはセパ交流戦が始まったが、日曜日の日ハム戦が終わった時点で32勝27敗2分の貯金が5。予想通り首位を走っている広島カープに3ゲーム差3位と健闘している。
こういう展開になると、毎試合の結果がとても気になるのが阪神ファン。私もこのところ日々野球中継を楽しんでいる。ここ数年、球場に足を運ぶのは多くてもせいぜい1~2回だったが、今年は、甲子園、神宮、東京ドームと、すでに3回も球場に足を運んだ。しかも、3試合とも勝利ゲームとなり、大いに“六甲おろし”を楽しませて頂いている。
“六甲おろし”はラッキーセブンと試合終了後だけだと思っていたが、最近は得点するたびに歌うようで、一試合のうちに何回も盛り上がる。
タイガース戦の観戦チケットは外野応援席から売り切れるそうだ。甲子園のライトスタンドはもとより、神宮でも東京ドームでもレフトスタンドはタイガースカラー黄色一色である。
試合が終わったスタンドでゴミ拾いをするファンの姿もお馴染みの光景となっている。
そう言えば、ワールドカップのサッカー日本代表試合でも同じような光景が全世界に報道され、世界中のサッカーファンを驚かせ話題になったのも記憶に新しい。案外、ゴミ拾いのルーツは阪神ファンクラブかもしれない
参議院選挙が終わったら時間を見つけて、もう一回はタイガースの応援に馳せ参じたいと考えている。いまの私にとっては野球観戦が最も有効なストレス解消の手段であり、加えてタイガースの勝利は何よりの良薬(負けが続き、返ってストレスが貯まることもあるのだが・・・)であることは間違いない。どうか、今の絶好調をシーズン終了まで維持して欲しい。